大航海時代の歴史とロマンの島と言われる平戸は昭和52年開通の665m朱塗りの吊り橋「平戸大橋」で平戸海峡を渡り平戸市中心部へと入ります。
オランダ商館(Google画像) |
初日飛行機の遅れで乗らなかった九十九島遊覧船が残っているので、ゆっくりのんびり歴史に浸ろうと思っていたのですが2か所に絞っての観光です。
平戸オランダ商館は江戸時代オランダとの貿易が始まった時の歴史ある住居と倉庫(復元)で、内部には当時の解説と歴史を知ることの出来る様々な物が展示されていました。
外には当時使っていた井戸が保存されていて大航海時代に如何に水の確保が大変だったかも忍ばれました。
長崎の出島へ強制移転させられるまでの約30年間大きな役割を果たしたこのオランダ商館では、ハウステンボスには大勢いた中国人は見かけませんでしたが欧州からの外国人が来ていました。
次に訪れたのは平戸ザビエル記念教会です。
宣教師フランシスコ・ザビエルが日本でキリスト教の布教をしたと学んだ歴史を思い出しながら見たこの記念教会はモスグリーン色のきれいな教会でした。
訪れている人もなく、一歩中に入ってみるとステンドグラスから差し込む光に厳かな雰囲気を漂わせた中央祭壇やマリア像がありました。
小さな島の平戸ですが、先日見た路線バスの旅番組では島の先端にある漁村でオオヒラメのお刺身を食べるシーンなどもあって一周してみたかったところですが、九十九島の遊覧船の時間もあるので平戸大橋を渡り来た道を戻った短時間の平戸でした。
最後に残ったのは、九十九島パールシーリゾートでの遊覧船です。
西海国立公園に指定されている九十九島には208の島があるそうですが、江戸時代から数えきれないほどあって素晴らしいという意味で九十九という言葉が使われたと解説されていました。
50分のクルーズは沢山の島を回りましたが、山の上の展望台「展海峰」から見た九十九島の景色の方が断然素晴らしいと思いました。
今回の旅の予定全てを終えて福岡空港へと戻った3日目ですが、1月にプランした旅だったので、LCCのジェットスターは支払済みで変更もキャンセルも出来ず、まだ骨折も治ってないので気遣いながらの旅になりました。
それでも無事に全予定を終える事が出来今ほっとしているところです。