昨日、一昨日と晴れてはいましたが、日本列島を覆う寒波で吹く風も凍るように冷たく、2日間家に籠ったままで予定の剪定作業も遅れてしまいました。
ようやく今日は風もなく寒さも一段落、午前中最後になってしまったイロハモミジの剪定作業が出来ました。
いろいろな庭木の手入れをする度に思うのは、熊谷の造園科で1年間学んだことが、こんなに役立つことになろうとは当時は考えもしなかったことです。
思えば....、猛暑日、水を飲み飲みやったマティバシイの剪定実習、真冬日の北風吹きすさぶ中、12段の脚立の上でのマツの「もみあげ」実習....、庭木として使われている樹木ほとんどの剪定実習を繰り返してこなし、庭園設計から石積み、竹垣づくり、園路づくりと、造園業として求められる業務の大半を学んだ大変でしたがとても充実した一年間だったのです。
今は自分の家の庭木の剪定や生垣の刈込み程度しか技能を発揮する場はありませんが、それでも忘れない程度に実践できる場があるのは有り難いことです。
今年も残り12日、先日剪定したシマトネリコにメジロ用に籠を下げて餌やりの準備も出来た今年最後の庭木の手入れ日でした。