8時半ホテル出発、今日は世界遺産バンテアイ・スレイと世界遺産ロリュオス遺跡観光です。
シェムリアップの中心から約37kmバスで1時間ほど揺られての観光ですが、途中世界遺産に登録されてから商売するようになったような小さな出店が続いている村を通ったりしながらバスは走りました。
今日の遺跡観光もアンコールワットで発行してもらたパスを見せての入場です。
こちらの遺跡群は規模も小さく、すでに日本やフランスの修復作業は終わっていてカンボジアに引き継がれているそうですが、見たところどうも進行状況はあまり良くないように感じました。
遺跡内の掃除担当でしょうか木陰で休憩をしていました。
遺跡は崩れた石を拾い集めて修復するわけですが、既に同じ石は無いところが多く、同じ石がある隣国タイとは仲が良くないので石がもらえないとか....そう言えば以前タイとカンボジア国境にある遺跡をめぐって遺跡の所有紛争があったのを思い出します。
午後は3時から6時まで初めて自由時間があったのでシェムリアップの中心街?へ歩いて出てみました。
歩いているとバイクの女性警察官が写真を撮らせてくれました。町の中のお店でもホテルでも外国人の支払いは全てUSドルが主体で価格表示もドル表示です。
インターネットの普及がどの程度かは分かりませんが泊まったホテルでは無料のWiFiが使えましたし、街中には30分50セントと表示があるインターネットが使える店も見かけました。
街中からトウクトウクというバイクが引っ張るリアカーに乗ってホテルまで帰ってきましたが、値段を聞いたら2ドルだというので1ドルにと値切ったら乗らなくていいと態度で示されたので2ドル現金で前払いして乗ってきました。
信号も少なく交差点など怖かったですが、そういえばガイドさんが治安はいいが交通事故は多いから気を付けてと言ってたのを思い出しました。
ポルポト政権による悲惨な時代が1975年~1979年まで続き、その後内戦があり実質的に2000年まで混乱の時代が続いたカンボジアですが、今カンボジア王国として世界遺産などの観光資源をもとに国造りが急ピッチで進んでいるのを感じました。
午後6時首都プノンペンに次いでカンボジア第二の都市シェムリアップの空港で日本へは行ったことないけど日本語上手なカンボジア人ガイドと別れ、ベトナムのホーチミン乗換で帰国の途についた4日目でした。