今日はモーニングコールが6時、7時半にはホテルを出発です。
帰りハノイ空港までの間,雨で渋滞が予測されるので30分早められての出発でした。
クルーズはチャーター船でしたが30分早めた事が原因でしょう出航まで手間取り20分ぐらい待たされましたが、乗り場にあったハロン湾の模型で全景など事前学習が出来ました。
石灰岩の台地が何万年かかかって沈降を繰り返し海になり大小1600ぐらいの島が出来たそうで1994年に世界自然遺産に登録されています。
クルーズ船が出航する湾には大小様々なクルーズ船が数えきれないほど浮かんでいます。
今日はあいにく時折霧雨が降る曇り空、気温は15,6度でしょうか肌寒いハロン湾クルーズになりました。
晴れていればもっときれいなハロン湾が見られたと思いますが、こればかりはどうにもなりません。
3時間のクルーズの間に島の一つにある大きなティエンクン鍾乳洞にも入りました。
内部がライトアップされているのですが、ライティングを工夫すればもっと自然のままの素晴らしい鍾乳洞が見れたと思いますが、それにしてもその大きさたるや今まで見たことがない大きさでした。
ハロン湾に昔から住んでいる水上生活者が、世界遺産に登録されてから急増した観光客を対象にボートハウスを拡大して生簀をつくり魚の養殖を盛んに行っていました。
このハウスにクルーズ船が横付けして観光客が乗り移り、生簀の魚や貝をあれこれ購入してクルーズ船に持ち帰ると、無料で調理してくれクル-ズのランチに追加してサービスしてくれます。
クルーズに含まれているランチにはハロン湾のエビも出てきましたがこれが大変美味しかったです。
3時間のクルーズを終えてツアーのバスは元来た道をハノイ空港へと戻りました。
田んぼには稲が青々と育ち、ところどころにやせた牛が放牧されているのどかな風景が広がります。
社会主義でもありベトナムでは、農地も宅地も土地は全て個人所有は出来ず、借地権か使用権を買うことになるそうです。
中国と一緒です。
地震がないので、家は3階建が多く1Fはバイクの駐車場所と台所に食堂、そして2世代から3世代が同居するのが標準的で老人ホームは無いとベトナム人のガイドさんの説明でした。
子供は2人までで3人目は罰金だとか....。
ハノイからアンコールワットのあるカンボジアのシェムリアップへベトナム航空で1時間40分の飛行、昼間の熱気がまだ残る真っ暗な空港へ到着したのはすでに夜7時を過ぎていました。