さあニセコの夏2の始まりです。昨年いい夏を過ごせたニセコの同じ別荘で2回目の夏を過ごそうと荷物を一杯に積み込んだVOXYで我が家を出発したのは早朝の5時でした。新聞も牛乳も一時停止し、郵便物はニセコへ転送手続きを済ませ、一番大事なお花の水遣りは義姉に良くお願いしたし、昨年ニセコから連れて来た黒い出目金の金魚は一年ぶりのお里帰りで金魚鉢ごと後部座席の足元に乗せ.........考えられる準備は全て終わっているはずです。今年はニセコに入る前、青森の八戸市にある種差海岸と佐井村の仏が浦を見ようと、先ず今日は種差海岸めざして走りました。途中wifeと交代しての長距離運転は楽でした。そして今日の目的地の種差海岸は霧のような細い雨に濡れてはいましたが、海岸一面に広がった自生の芝と松や岩が点在する景観は見事でした。波打ち際に近い岩場にはニッコウキスゲや小さな花達が咲き、芝の中に造られた清潔そうなキャンプ場にはテントを張っている人達が一組見えました。青い空と青い海がそろっていればもっと素晴らしかっただろうと思いますが、この芝の美しい海岸を表現出来る語彙とその表現センスがないことが悔やまれます。そしてこの海岸を目の前にした絶好の場所に、この地の医者が自費で建てたという青森ヒバの木の香りも新しい無料の「レストハウスたねさし」があり管理人のおじさんとのしばしの会話で、その医者の思いや昨年の3.11津波の状況など驚きの話をいろいろ聞くことが出来て、美しい芝の海岸とともに印象深い種差海岸になりました。