2006年9月28日木曜日

知床を訪ねる北海道の旅 その4



6月24日(土)
曇り 摩周湖と日本一の大牧場、北海道!

阿寒国際ツルセンター 今日はかなりの走行距離になるので ホテルを8:30分出発。出来れば寄りたいと思っていた釧路市丹頂鶴自然公園はパスして 阿寒湖へ。国道240号まりも国道北上途中にある道の駅「阿寒丹頂の里」の後ろに 「阿寒国際ツルセンター」があった。北海道に来たのだからやはり」丹頂鶴を見ようと意見一致。北海道だけに生息する丹頂鶴は一羽が淋しそうに野外飼育場にいただけ、あとの二羽は 中国のツル。展示コーナーで丹頂鶴の生態について学ぶ。

阿寒湖 国の天然記念物マリモは湖畔にある環境省の「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」 の水槽で観察。11時40分阿寒湖を出発、国道241号阿寒横断道路で摩周湖へ。

摩周湖 別名?霧の摩周湖と言われているので「見れたらラッキー」気分で第一展望台へ。曇ってはいたが今日神秘の湖は千葉から遠路訪れた私達の為にその全景を見せてくれました。 湖の右手に標高857m摩周岳そして湖中ほどに小さな島、静かに透明度世界一の湖水を湛える 摩周湖は観光客が湖畔に下りられない為より神秘さを保っているように思いました。 周辺にお土産店が軒を並べてしまう観光地風景がなく落ち着いていていい雰囲気でした。 売店で簡単なランチを購入、持参のガスコンロを展望台の休憩用テーブルに置いてお湯を沸かし ドリップコーヒーを入れてのランチ休憩。

多和平 14時摩周湖を出発、カーナビとママナビ併用で国道243号から道道1040号を 経て標茶町(しべちゃ)にある日本一の大牧場多和平へ。 特製アイスクリームを買って食べながら展望台へ、牧場の境界柵はどこにあるの? はるかかなたの地平線まで続いていそうな牧場にはびっくり。これぞ北海道!

開陽台 15時多和平を出発、時間が押していたのでミルクロードを経由せずに直接開陽台を めざす、ここでもカーナビが威力発揮、しかし到着した開陽台では360度の地平線を展望できる はずがガスがかかって視界ゼロ。 残念!早々に知床羅臼をめざして出発15時40分。 開陽台は残念だったが、カーナビが案内してくれた知床羅臼への道路は、どこまでも続く 直線道路あり、農道に出てきたキタキツネに遭遇したりで、国道335号国後国道へ出るまでの カーナビが選んだショートカットが北海道らしさを十分に楽しませてくれたのです。 国道335号へ出てからは、太平洋を見ながら知床半島へ、途中羅臼峠を走り小さな漁村を 幾つか抜けて「魚の城下町・らうす」の町へと入りました。

知床・らうす 道の駅知床らうすで小休止、根室海峡をはさんで北方領土である国後島の島影が 間近に見えます、誠意のない国ロシアが返還する日は来ないでしょう。国道335号が終わり道道87号線でさらに半島先端へ向かって町はずれにある「ペンションラウスクル」が今夜の宿です。らうすの町を抜ける頃、突然目の前をシカが2頭横断しました、2頭出てきたら又必ず1頭は 出てくるといわれていた通り続いて小鹿が横断しました。これが北海道で野生のシカを見た最初でした....この後あきる程見ることになるとは思いもしませんでした。

ペンションラウスクル カナディアンログハウスのこのペンションはオーナーが「ゴジラ岩観光」 を経営、ペンションの宿泊客は知床岬までのクルーザー料金を15%割り引きしてくれます。 ペンション予約と同時にクルーザーの予約も出来て便利。 夕食はカニや金目タイ等新鮮な海の幸に満足、食堂入口の水槽には生きたクリオネが! 明け方窓から外を見たら窓の近くまで野生のシカがやってきて目が合ったのには驚き、 しかもこのシカは朝になったら生まれてまもない小鹿のバンビを連れてきたのには 二度びっくりでした。