草津白根は火山噴火警戒レベルの引き上げで立ち入りが禁止されているので、今日は日光東照宮へやって来ました。
草津から日光は、金精峠を通ればいいのですが、まだ雪で閉鎖されていて開通は4月25日なので、おおきく迂回し国道122号で草木ダムの富弘美術館を経由して来ました。
草津のサクラは開花はまだかなり先の状態でしたが、日光への途中はどこも満開でした。
福島の花見山のように、ところどころ濃いピンクの花が混じっているところもあったり、サクラだけでなくウメ、モモ、ツバキ、も同時に咲いているところもあってきれいでした。
午後2時、東照宮の駐車場へvoxyを入れて、大勢の観光客に混じって国宝や国の重要文化財になっている多くの社殿のある方へ歩きました。
陽明門は、平成25年に始まった外部装飾の劣化や木部の腐朽の修復工事が3月31日で完了したばかりで、再び建立当時の輝きになったと聞いていたので楽しみにしてやってきました。
素晴らしいというか、豪華というか、どのくらいお金と時間がかかったのか想像もつかないその繊細な出来栄えです。
こんなに白い部分もあったかと不思議で、wifeが宮司さんの一人に尋ねたら、白は貝を粉にして焼いたものが塗られているとのことで、元々白かったのが、経年変化で白くなくなっていたとの説明でした。
世界文化遺産に登録されてからは来てないので、何時の頃からこんなに外国人が多くなったのか知りませんが、来ている人の半分以上が外国人で特に西欧人が多いのにも驚きました。
陽明門や本殿を離れてさらに奥の方、急な石段で200段上ると杉木立の中に家康の眠る大きな墓がありました。
ここまで来るのは大変なので、あまり大勢やって来ませんが、上ってくる人は皆途中休み休み上がって来ます。
ここは初めて見る場所でしたが、日本の歴史の重要な時代を築いた人物の一人が眠る墓かと歴史を思いながら見て来た今日の日光東照宮でした。