今週はまだ読んでなかったフレデリック・フォーサイスの短編集「戦士たちの挽歌」を図書館で探してきて読みました。
先月BSプレミアムで放送されたフレデリック・フォーサイス原作の「オデッサ・ファイル」を見て、好きだったこの作家の作品が思い出されてきました。
処女作「ジャッカルの日」をはじめ主だった長編の作品群は読みましたが、中でも「悪魔の選択」は、イラクがクウェートに侵攻して始まった湾岸戦争がベースで大変興味深く読んだ記憶があります。
短編集はあまりないようで、この本には5つの短編が収録されていましたが、どれも結末の意外性が際立っていました。
80歳に近く、年齢的に新作が発表されるとは思えませんが、今読み返してもその才能が輝いてみえるフレデリック・フォーサイスです。