写真左上の竹トンボは滞空時間を長くするように作られているそうで、極薄に削られた竹の羽根は左右に薄い重りも貼り付けてあり、羽から下へ伸びている回転を生み出す部分は、細い鉄筋 に手の滑りを防止して高回転を生み出すような滑り止めが巻かれている正に究極の竹トンボです。
竹トンボスタンドも作られていて飾れるようになっていました。
Nさんが各地の竹トンボ教室で子供達へも教える程の技を何時習得されたのかは分かりませんが、きっと植木仕事の合間にやられたのでしょう。
しかし、それはそれは見事な竹細工プロの出来栄えです。
昨日は実際に家の前の公園で飛ばしてみましたが、多少上空に風があったこともあり、高く上がったこの竹トンボは飛びすぎて落下地点の確認ができず、公園でお孫さんと遊んでいたお隣のおじさんにも一緒に探してもらい、ようやく見つけられたというハプニングもありました。
ゴム鉄砲もその出来栄えは素晴らしく、輪ゴムをひっかけて伸ばし、引き金を引くと飛んで行くシンプルな構造ですが、とてもよく飛び、輪ゴムなので危険もないし、楽しく遊べそうです。
風車も並みの作りではなく息を吹きかけるだけでも高速回転します。
Nさんは、昨年秋から造園科の講師補助を始めておられますが、個人の仕事でも、竹垣の注文もこなすそうで、竹の扱い技能がこんなところまで広げられていることに、ただただ感心するばかりです。
今度孫のトモちゃんが、春休みに来たらこの竹トンボやゴム鉄砲で楽しく遊べるだろうと、とても楽しみにしています。