図書館に予約を入れてた本「あんぽん」の順番がきて読むことが出来ました。2月5日(日)の読売新聞の書評を見て知ったこの本ですが、IT実業家としてビルゲイツやスティーブジョブスとも肩を並べられるほどまでに成功したといえる孫正義のルーツを探り、このたくましい経営者が生まれてきた背景をノンフィクション作家の佐野眞一が書いたものです。東日本大震災では直ぐに私財100億円を義援金として出したり、脱原発をめざす自然エネルギー財団を私財10億円で設立したり日本をこよなく愛する孫正義が見えてきます。在日韓国人だった安本正義(あんぽんと俗称された)から日本に帰化するに際し孫を選んだ理由まで在日韓国人論とも見えるこの本は読みだしたら一気に読めるおもしろさがありました。