秋田は昨日よりひどい雨、秋田駒ヶ岳は中止です。
昨日の宿、乳頭温泉の「妙の湯」は、我々としては珍しい和風の宿でした。
乳頭温泉には国民休暇村を含む7つの宿があってそれぞれ違う源泉だそうです。妙の湯は温泉もとてもいいですが、女性客に人気があるのは、そのきめ細かなサービスのようです。
部屋の外は、激しく流れる水が岩に当たって白く砕け散っていますが、何時もならイワナが見える渓流だそうです。
妙の湯を出て、乳頭温泉の一つ「鶴の湯」のある山奥まで行ってみました。昔は秋田藩主が使っていた温泉だそうで、今も萱ぶき屋根の建物が残っている秘湯の面影濃い宿でした。
秋田駒ヶ岳はこの時期マイカー規制で、八合目まで行くには路線バスに乗り換えなければなりません。
八合目までバスで行ってみようかとも思っていましたが、雨風ひどく多分八合目では視界が10mあるかないかぐらいと思いバスに乗るのも中止しました。
バス乗り場である「アルパこまくさ」はビジターセンターにもなっていて、秋田駒ヶ岳を紹介する資料展示やビデオが上映されています。ビデオなど鑑賞した後、今日の宿は鳥海山の麓にある「ホテルフォレスタ鳥海」ですが途中角館の駅へ寄ってみました。角館の武家屋敷は以前来ましたが、駅前まで入って来たのは初めてです。
サクラや紅葉の季節と違い観光客の乗り降りも少なく静かな佇まいの駅舎でした。秋田内陸縦貫鉄道の始発駅でもあり、この鉄道が開通した当時の状況を知る資料館を見たりしてから鳥海山へ向かいました。
時間もあるので一般道優先でナビ設定して走りましたが、途中冬は通行止めになる車一台やっと通れる道幅の狭い山の中を延々と走る結果になって、対向車どころか人家も山小屋もなく、多少不安になる場面もありました。
まだまだナビの使い方に熟知してないことを知らされましたが、最後は予定のホテルに到着出来た3日目でした。